月と牙

2018年の阪神タイガースは今一つ乗り切れないチームの状況です。先発投手はメッセンジャー、小野の2投手は安定しているのですが、昨季12勝の秋山は良い投球はしているものの打線と噛み合わず、勝星に恵まれていません。ローテンションが厳しいほど先発投手が不足しているわけではありませんが、もう少し調子の向上を期待したい所です。

リリーフは打たれる場面も時々ありますが、昨年の調子がある意味良すぎた面が否めないのである程度はそういう日もあるように思います。ただ投手の数、質ともにリーグトップクラスの陣容が揃っているのでチームの部門毎に考えると1番心配のいらない部分だと思います。状況が許せば若手を上手く昇格させて、経験を積ませるような事も考えてほしい所です。

課題は昨年同様打線になるのかと思います。4番のロサリオについては、ここからの爆発を期待するとして、あまりにも作戦のバリーエーションが少ない。打つか送りバントという形でベンチがもう少しフォローする必要があると思います。福留、糸井、糸原の3選手が引っ張っていますが、全体的に低調です。

また盗塁数が明らかに少ないのが気になります。キャンプでの練習量は相当な物があるので、それが実を結ぶのを期待しています。

ダコタスタイル